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2018-01-20

Vol.1   青いリンゴと少女

オーナーが綴る デザインコラム 
人々の暮らしとデザインについて

Vol.1   青いリンゴと少女 ~Swedish Design~

 もうだいぶ前のこと、Stockholmの地下鉄に乗っていた時のことです。
私は大学に向かう途中でボックスに座っていました。
すると、前の空席に15~16歳の金髪の少女が入ってきました。
彼女はやおらポケットから青い小さなリンゴを出して、
ジーンズで拭いてから食べ始めました。セントラルステーションに着く頃には、
そのリンゴを全て食べつくし、一本の茎だけになっていたのを
胸のポケットに差し入れて降りてゆきました。何ともスマートですがすがしくさえ
感じました。そんな少しお茶目で自分なりのスタイルを作り出す少女の仕草が、
当時スウェーデン・デザインの新たな始まりの様に感じました。
そして、その印象は現在にも続いているように思います。

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